【思考力の正体】そもそも思考力を鍛えるって何?

このブログでは思考力を鍛えようってめっちゃ言ってるんですが


「そもそもお前が言う思考力って何なん?抽象的過ぎるわ。もっと具体的に教えろよ」
って感じだと思うので

そもそも思考力とは?について書いていこうかなと。


あなたは思考力と聞いてどういう風に捉えていますか?



思い考える力…?

考えるってそもそもなんでしょうね…?


なんだと思いますか?



みたいな感じで考える力が”思考力”です。
(この場合はそもそもの前提条件を疑う、クリティカルシンキングですね。)


AIが発達してきて単純作業の仕事はなくなる…
なんて話もありますが、この考える力だけはAIでは真似出来ないんですね。


でも、ほとんどの人は考える力を身につけるための教育を受けていません。

なぜなら、思考力のある人間は扱いづらいからです。

上の人たちからしたら言うことを聞いてくれる従順な人の方が都合が良いわけですから。


あと、考えなくていい状態ってめちゃくちゃ”楽”なんですよ。ボケーっと過ごすだけ。


「人間は考えるという真の労働を避けるためなら何でもする」


-トーマス・エジソン

なんて言葉もあるくらいです。


なので、この記事を読んでいる方はおそらくドMです。仲間。笑


では、次に気になるのはどうやってこの”思考力”を高めていくのか?
どうやって鍛えていくのか?ですよね。


そもそも思考力が高い状態って何?

これは僕が尊敬するマーケターの方が仰っていた受け売りなんですが←
これ以上にわかりやすく適任な言葉を僕はまだ知りません。


思考力が高い状態とは

「脳内会議の質が高いこと」だと定義します。


そもそもなんで思考力を高めたいのか?と言われると

”上質なアウトプット”をしたいからだと思うんです。


では、上質なアウトプットをするために必要なものは何なのか?を考えてみてください。


何でしょう?


人と話すこと?
文字に起こすこと?
色んな人の意見や考え方に触れること?
本を読むこと?
インプットの質を上げること?


僕がこのような考え方・視点を持っているとして

このブログを読んでいるみなさんの頭の中では別の考え方や別の視点が浮かんでいる人もいるでしょう。


そうやって生まれた意見を交換する=議論をたくさん行うこと。


これが思考力を鍛える方法です。


脳内会議もリアル会議も同じで


議論の質が高ければ高いほど質の良いアウトプットが生まれる確率は高くなるし
議論の時間が長ければ長いほど(考える時間が長いほど)比例してアウトプットの質も高まります。


そして、議論の質を高めるためにもう1つ考えないといけないのが

”誰と議論するか”

良いアウトプットを出すためには優秀かつ多様なメンバーと議論することが重要です。


例えば、
男性陣だけで女性用下着の議論を交わしたとするとどうなるでしょう?
絶対なんかやばいやつになりそうじゃないですか?


あとは、役員おじさんたちだけの議論とか。

極端な例ですが、このように偏ったメンバーでは議論の視野が狭くなってしまうわけです。


年齢、性別、環境、価値観など多様なメンバーであればあるほどこれまでになかったようなアイディアが生まれやすくなるんじゃないか?

というのは、あなたにも想像出来ると思います。


思考力が低いとは?

では、反対に思考力が低い状態とはどんな状態だと言えるでしょうか?


例えば、アイディアが浮かんだらすぐ行動しちゃう人ですね。


Aさん「起業してみたい!仕事やーめたっ!」
みたいな感じ。


行動力は素晴らしいですが、無思考でやってしまうと戦略も何もないので上手くいかないのは当たり前です。

こういう人は課題に直面した時初めて「どうしよう…?」と考え出します。


コレが思考力が低い状態ですね。


思考力の鍛え方

つまり、思考力が低い状態というのは


「起業したい!」という思いつきのAさんに対して
「どういうビジネスが良いのかな?」と問いかけるBさんや
「会社員でいるメリットもありそうだな…」と考えるCさん。
「もっとちゃんと調べて物言えよ」と諭すDさんや
「そもそもなんで起業せなあかんの?」と考えるクリティカルシンカーFさんがいないわけです。


もっと身近な例でいくと

ある1つのりんごが売り場で売られていたとして

一般人「りんごだな」
農家「産地はどこだろう?」
料理人「酸っぱいのかな?甘いのかな?」
腹ペコの人「美味しそうだああああ」
物流の人「どういう流通経路だろう?」
マーケター「原価は何円だろう?」
コピーライター「キャッチコピーが秀逸だな」
デザイナー「チラシに使えそうだな」
主婦「アップルパイでも作ろうかしら」


のように多様な視点から多角的に捉えているかどうか?

言い換えれば


異なる視点・価値観を持った自分を脳内に”創造”出来るかどうか?


異なる視点・価値観を持った脳内の自分たちと議論を交わしていく。
異なる視点・価値観を持った脳内の自分たちをアップグレードし続ける。

要するに、これこそが思考力を鍛える方法です。


そのために必要なのは…

人の話を聞いたり、本を読んだりして
色んな視点や価値観をインプットしていくこと。

体験したことがないことをたくさん経験すること。


「尊敬するあの経営者の方だったらどう考えるだろうか?」
「あの本の著者ならどう考えるだろうか?」
「マーケ視点で考えるとどうだろうか?」
「あのキャラだったらこう考えるよな…」
「うちのお客さんだったらどう考えるだろうか?」


と色んな人を脳内の自分に憑依させて多様な議論を展開していくのも良いですね。


あとは脳内会議をどれだけたくさん行うか。
どれだけスピードを上げて行えるか。


この繰り返しが思考力を鍛えるたった1つの方法だと僕は考えています。


一緒に思考力を鍛えて突き抜けていきましょう〜〜〜〜!

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