集客方法、あなたはどれを選ぶ?

集客の定義や考え方を理解したら次はこれですね。


▼前回の記事はこちらです▼

あなたは集客方法と聞いて何個くらい思いつきますか?

集客の方法

思ったより多いかもしれません。
前回、紹介したこのツイートを例に深掘りしていきます。

https://twitter.com/Useworld666/status/1409391214542065666?s=20

※この記事内では解説しやすい形に順番を変更しています。ご了承ください。


自社ブログ、HP

いわゆる”オウンドメディア”です。

オウンドメディア:
自分たちが運用しているメディアのこと。

メディアについてまとめた画像を載せておきますね。



マルチメディア戦略 ver.1.0-3

HPやブログでの集客は基本的にはSEOでの”検索流入”か他メディアからの”外部流入”が主です。

上の画像を見てもらえればわかると思いますが、ブログやHPはストック型です。

HPやブログに積み重なったコンテンツが資産になり
接点を持ったお客さんとの信頼構築にとても強力です。

デメリットとしては
コンテンツを積み重ねないと効果が薄いので
メディアとして育つまでに時間がかかることです。

SNS

これもオウンドメディアとして活用できますね。

・Twitter
・Instagram
・Facebook
・TikTok
・LINE

日本ではこの5つがメインです。

目的としては
HP・LP(販売ページ)への誘導や
公式LINE・メルマガ、問い合わせなどへの誘導もありますが


一番は何よりも”関係性の構築”かなと僕は思います。


・目的の明確化
・運用スタイル・コンセプト
・どういうコンテンツを配信するのか?
・どうやったらより多く露出出来るのか?アルゴリズムは?
・どうすれば既存のお客さんにまた来たい(見たい)と思ってもらえるか?


これらのポイントを抑えればOKですね。正直。

YouTube

最強の暇つぶし&学習ツールのYouTube(僕だけか?笑)

これらメディアについての詳細は
こちらの記事で詳しく解説しているので
「もっと知りたい!」という方はどうぞ。

【準備中だお】

それぞれのメディアによって特性があり一長一短です。
その中から何が一番適しているのか?を考えて選ぶ必要があります。

適したメディアはクライアントやクライアントのお客さんの状況によって様々ですが
各メディアの特性すら知らずに提案するのと知ってて提案するのでは雲泥の差です。

この機会に頭に叩き込みましょう〜

GMB(グーグルマイビジネス)

Googleマイビジネスです。
MEO対策とも言われますね。

ローカル検索結果、
例えば「地域名+業種」などで検索すると表示される検索結果のことです。

こういうやつ。↓

スクリーンショット 2021-07-12 14.37.16

実店舗を持っている方や地域密着でビジネスをされている方は必ずやっておいたほうが良いです。

やり方も簡単ですし、コストも0なのでやらない理由がありません。


上位表示させるために必要なのは

・店舗情報を全て埋める
・情報やコンテンツの定期的な更新
・写真や動画などのコンテンツ量と継続更新
・お客様からの評価とレビュー数


です。

デメリットとしては上位表示されるまでに時間がかかります。
(レビューを集めないといけないため)

デメリットとしては、批判的なレビューをされると逆効果になります。
そういったレビューはビジネスを発展させていく上で参考になるものだと真摯に受け止め改善していくしかありません。お店の対応も見られるので腕の見せ所です。ちゃんとメッセージは返しましょう。

上位表示されるようになれば自動で集客が出来るのでGMBは育てば強力です。

ネット広告

お金を払って集客する方法です。

メリットは効果が出るのが圧倒的に早いのと顧客データが取りやすいこと。

広告と言ってもたくさんあります。


・Google広告
・yahoo広告
・FB広告
・YouTube広告
・SNS広告


など

それぞれに特性がありますが
ターゲットユーザーが普段どこにいるのか
(どの媒体をよく使っているのか)


悩みレベルはどうなのかと目的によってどの広告媒体を選ぶかを決めます。


ここで解説するにはボリュームが半端ないことになるので割愛します。申し訳ない。

特徴として、見込み客を集めるのは強力ですが関係性の構築が難しいです。

もちろん例外もありますが基本的に集まるのは初見のお客さんになるので


ステップをしっかり組む。
メルマガを継続的に発行する。
別のメディアを育てておき遷移させる。
説明会や個別相談を設ける。


あなたとあなたの会社という存在を深く知ってもらえなければ長いお付き合いは出来ません。

ここは押さえておいた方が良いかなと思います。


情弱狩りをしたいだけなら忘れて結構ですw

1回狩って終了の焼畑農業スタイルは長期的に見てもしんどいのでオススメはしません。

CM

誰しもが一度は目にしているであろうCM。

アホほどお金がかかりますが、

ブランディングや認知度の向上、イメージ戦略に関しては半端ないパワーを持っています。

マス・マーケティングとも言われ
不特定大多数に向けて訴求するので
基本的に資金力がある大企業じゃないと厳しいです。

YouTubeやNetflixなど
ネット動画コンテンツの普及によりTV離れもありますが全然今でも強力。

中小零細企業や個人は逆に
ネットを活用+ターゲットを絞って絞ってニッチを寡占する方が戦略的には正解かな。

インフルエンサー起用

いわゆるインフルエンサーマーケティングです。

インフルエンサーの拡散力、影響力を使って集客する方法です。

ここで抑えておいて欲しいのは

インフルエンサーのフォロー解除率かな。

WOMマーケティング協議会の調査結果によれば
30%の人がインフルエンサーのフォローを解除しているというデータがあります。

参考ページ:https://www.womj.jp/release_method_210315.html

なぜこのようなことが起きるのか?

その理由も上のページでは解説されているんですが、簡単に言うと

商売臭さ」です。

インフルエンサーの紹介でモノを買うという行動に慣れてしまっているわけです。
もう世間の皆さんは気付き始めてるんですよね。

ではどうやって今後活用していけば良いのか?

インフルエンサーマーケティングの課題は先程も書いたように

商売臭さ」です。

商売臭さをなくすポイントは

一貫性・統一性

インフルエンサーの属性とフォロワーの属性を考えて
その人たちが興味を持つようなプロダクト(商品・サービス)を当てる必要があります。

あと、初速はデカイけどその後しぼみがち。

モール型ECサイト

いわゆる、Amazon楽天市場です。

アルゴリズムをハックして上位表示させることができれば立派な集客媒体になりえます。

ただ問題として競合が多すぎるので差別化が難しいです。

=価格競争に陥りやすい。

逆に競合が少ないジャンル・商品であれば望みはあります。リサーチ次第です。

また、ECサイトを経由してSNSやYouTubeなどオウンドメディアへ誘導も可能です。

その他プラットフォーム内SEO

クラウドソーシングサイト
ココナラ
ストアカ
タイムチケット
こくちーず
ジモティー
Kindle(電子書籍)

これ以外にもたくさんありますが
こういったプラットフォーム内で検索順位やアカウントの評価を上げておくことで
閲覧数が増え集客に繋がります。

そのままプラットフォーム内での商品・サービスを紹介しても良いですし
コンタクトが取れた人に対して自社のプロダクト(バックエンド)を紹介するのもアリです。

※バックエンドへの勧誘・販売は規約違反になり、
アカウントをBANされるプラットフォームもあるので規約はちゃんと確認しましょう。

また、こちらもオウンドメディアに誘導可能です。

情報掲載サイト・広報誌

先程のプラットフォームと近いですが


・食べログ
・ぐるなび
・ホットペッパー

などが当たります。



他にもオフラインで言えば

地元広報誌・タウン誌・新聞なんかも該当します。

お金を払えば表示順位が上がったり表示枠が大きくなったりもしますね。


見ているターゲット層がハマりそうなら使っても良いかなという感じ。


リサーチ必須です。

チラシ

オンライン化が進んで見向きもされませんが、普通に今でも有効です。

飲食店や個人サロンなど地域密着のビジネスをされている方とは相性抜群ですね。


チラシの反応率は大体0.01%〜3%だと言われています。


ターゲットとなるお客さんの分布、訴求コピーによって反応率はもちろん変わるので
仮説→検証のサイクルを回すことが重要です。


大事なのはメッセージは1つに絞ること。


コンテンツを作る際は何でもそうですが
1つのコンテンツにつき1つのターゲット、1つのメッセージが鉄則です。

最初に誰に対してのコンテンツなのかを考え


公式LINEの登録なのか
電話して予約をしてもらうなのか
HPやブログ、LPを見てもらうことなのか
YouTubeを見てもらうことなのか
来店してもらうことなのか


チラシを見た人に何をして欲しいのか?
目的をはっきりさせましょう。

DM

ダイレクトメール。いわゆるハガキやお手紙です。

新規集客というよりは既存のお客様に対して送ることが多いです。

リストを取ることで言えば

・LINE
・メールアドレス

などを考える人も多いでしょうが、住所は相当強力です。

公式LINEなどは垢BANの可能性もありますし
プラットフォームへの依存は極力しないほうが良いです。
リスクは分散させるに越したことはありません。

オンライン化が激しいからこそ
オフラインの人の温もりを感じられるようなDMなどの媒体は差別化にもなりえます。

リピーター作りには強力です。
DMで意識するのはセグメントですね。

ビジネスはやっぱり人対人ですからね。

口コミ

口コミを活用して集客する方法です。
集客の本質はここに詰まってます

バイラルマーケティングとも言いますが
「口コミしたい!」と思えるような設計にすることが重要です。

SNSでもよく見かけますよね。


「引用RTしてくれたら特典渡します」とか
「ハッシュタグつけて投稿してくれたら特典プレゼント」みたいな。
あれです。


他には「インスタ映え」もそう。
感情・欲求レベルで見ていくと

写真を撮りたくなるようなモノ・場所
→めちゃ綺麗、かわいい
→みんなにも見てもらいたい
→SNSでUPすると反応もたくさんもらえそう
→承認欲求が満たされるかも。

だから投稿するわけです。


口コミを生み出す鍵は ”承認欲求”  なんですね。


あとは、単純に商品・サービスに”感動”した場合。


例えば
良いお店で美味しい料理や接客や
オペレーションが素敵だったとか。

以前、水炊き専門店に行った時のことを記事にしたんですが、これもまさにですね。
(暇があれば是非読んで見てください〜)

【準備中だお】


商品・サービスのクオリティや満足度を高めることが大事です。


ここを仕組みとして作ってしまえば、集客は自動化できます。

それに加え、第三者からの言葉って人は信用しやすいんですよね。

“ウィンザー効果”なんて言ったりします。


詳しく知りたい方は調べてみて下さい。調べる習慣大事だぞ。


また、お客様同士の繋がりを活用するので
同じ属性のターゲットに訴求しやすいというのも特徴です。

口コミしてくれたら○○あげます!も良いんですが
前提としてはお客様を満足させるプロダクト(商品・サービス)の設計

あとはして欲しいアクションをしっかり伝えることです。

テレアポ、メール営業

一応入れました。

営業活動も言うなれば集客です。

リストを作るか買って手と足を動かして集客するスタイル。

交流イベント

異業種交流会とかセミナー、企業展示会などその他交流イベントです。

集客というよりは人脈形成に近いですが
いつどこで誰が仕事に繋がるかは分かりません。

自分の時間と優先順位を考えて取り組むのもアリかなと思います。


大原則として、
人は同じクオリティの商品・サービスを持つ二人がいるとしたら
知らない人より知っている人から商品を買いたいと思う生き物ですからね。


知らない人より知ってる人に仕事を頼みたいですよね。
この人間心理は集客のしやすさに関係してきます。

紹介制度

口コミに近いです。
違う点は紹介してくれた人に対して報酬を用意しているところです。

ASPを使ったり独自のアフィリエイトシステムを構築するほか、ネットワークビジネスも当てはまります。

紹介者に対してクーポンを渡したり割引したりもありますね。

ゴリ押しする人がいると逆に印象が悪くなるので、使い所は注意が必要。

ただ、信頼している人からの紹介というのはやはり強力です。

本当に良い商品なら大事な人にも自信を持ってオススメ出来ますしね。

JV

ジョイントベンチャー と言います。

合併企業の新規立ち上げとしてのジョイントベンチャーもありますが
ここではマーケティングにおける”戦略的提携”を指します。

(アライアンスとも言うらしい。正直何でも良い。w)

身近な例で言うと、美容室の一画にネイルサロンを立ち上げたりするのもそうです。

他にも、中学校の制服を販売している会社と手を組んで塾のチラシを入れてもらうなども考えられますね。

インフルエンサーのコラボ企画とかも近いものがあります。

僕はバンドをやっていたんですが
対バンイベント(いくつかのバンドが集まってLIVEをするイベント)やフェスなんかも似てますね。

つまり、お互いの経営資産(リソース)を活用して双方にとってのメリットを得ようとすることです。

最強の集客方法

最強の集客方法についても書いていこうかと思ったんですが
思ったよりも量が多くなってしまったので今日はこのへんで終わります。


ここまで主要な集客方法をご紹介してきましたが
集客に関してはマジでこの最強の集客方法を意識することが勝利の鍵です。

なんだと思いますか?考えてみてね。
マーケティングをちょっと勉強している人ならわかるかもしれません。笑

正解は…▼

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